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西安市児童虐待防止センターへ焦富勇先生を訪問

西安市(陝西省)の児童虐待防止センターの焦富勇先生を訪問いたしました。(2007年12月26日)
焦先生は子ども虐待防止学会の第13回学術集会みえ大会のシンポジウムにおいてパネリストとして中国の児童虐待についてご報告をされました。みえ大会では私たちも自主企画で「海外の映像から学ぶ子どもの虐待防止-上映作品:『沈黙を破って』(制作:テレサ・トリニ(アメリカ) 1987年 60分)」を行った関係で時間がなく、日本におられるときにお話を伺うことができませんでした。
そこで年末の忙しい合間をぬって、焦先生を訪ねて直接お話を伺うとともに情報交換を行いました。

西安市児童虐待防止センターに訪問(1)
西安市の病院に併設されている児童虐待防止センターです。
2007年12月末においては、中国で唯一の児童虐待防止センターということです。病院の敷地内に隣接しています。スタッフ数は10数名です。

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西安市児童虐待防止センターに訪問(2)
西安市児童虐待防止センターの入り口です。

日本では体罰はいけないことだという考えが広まってはきていますが、中国では子育ての”しつけ観”として、まだまだ体罰が容認されていると伺いました。親と若年層への継続した啓蒙活動が必要であるとのことでした。
西安市でも最近虐待防止キャンペーンを行われたということで、そのときのパネルなどが廊下に展示されていました。

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西安市児童虐待防止センターに訪問(3)
入り口を入ったところにプレートが飾られていました。

左側は陝西省の児童救護センターのプレートです。
右側は中国青少年研究基地として国から認められた施設であることを示すプレートだそうです。
どちらもこの施設が国や省から認められているということで、大変栄誉なことだとおっしゃっておられました。

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西安市児童虐待防止センターに訪問(4)
児童虐待防止センターに子どもを受け入れるときのワークフローが壁に掲示されていました。

日本の児童相談所ではこういった受け入れワークフローを掲示しているところはあまりないと思います。他には専門スタッフの顔写真と担当職務なども壁に掲示されていました。ソーシャルワーカーなどはまだまだ数が少ないので、今後は増やしていきたいとのことでした。
西安は大学の街でもあるので、大学との連携なども望まれます。

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西安市児童虐待防止センターに訪問(5)
センター内の一時保護所のプレイングルームです。「プレイングルーム」といっても、大きな部屋の一角にあります。他にも子どもたちが食事をとる場所、宿泊する部屋などを見せていただきました。

訪問した時間が少し遅かったからかもしれませんが、このときは誰もいませんでした。

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西安市児童虐待防止センターに訪問(6)
焦先生はじめ、他のスタッフの方と一緒に、二時間近く情報交換を行いました。国や省からの経済的な援助がないため運営には苦労しているというお話を伺いました。ぜひ今後は国や省からの助成を行って欲しいと思います。私どももNPO団体の運営に関わっているので、同じ苦労をしていますね、と話すと笑いながらぜひ今後何らかの協力体制を築きたいというお話を頂戴いたしました。

通訳は西安ソフトウェアパークに入居されている馬普軟件(西安)有限公司 の安倍さんの紹介で西安高新技術産業開発区管理委員会の張さんにお願いさせていただきました。

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西安市児童虐待防止センターに訪問(7)
記念にいただいた切り絵を前に記念写真を撮らせていただきました。

ケースワーク情報管理ソフト「KeepWatch」をや児童相談業務システムなどの説明をしましたが、中国ではこういったITツールの活用はまだ進んでいないと伺いました。
2008年にはISPCANが香港で開催されるということもあり、今後は中国語版の開発なども視野に入れて、ITツールが児童虐待防止の役に立てるように考えていきたいと思います。

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今回の訪問では株式会社MAP ENGINEERING/馬普軟件(西安)有限公司の安倍さんと西安高新技術産業開発区管理委員会の張さんに全面的にお世話になりました。ここにあらためて御礼申し上げます。